交通事故は油断から

「何も怖いものはない」…そう、自信たっぷりに答えられる方は、どのくらいおられるのでしょうか。きっと、そうそういないはずです。私達は、少なからず一つは、いわゆる『弱点』のようなものを持っていて、それらが災難となって私達に降り注ぐ時、他の対応しうるトラブルが発生する時よりも遙かに、対応しづらい、と感じることでしょう。

 

できれば、そういった苦手なものは、近付きたくない、誰かに押しつけたい、ということまで思うかもしれません。咄嗟のことに反応できないのはそもそも誰でもそうかもしれませんが、本当はもっと咄嗟に反応しなければいけなかった…あとからそれを後悔してしまうような状況が起こりうる、という点は注意しなければなりません。ベストを尽くさなかったゆえに、自分の身に、それだけでなく、他人の身に不幸を招いてしまう、ということがあり得るのです。なぜ、そのようなことがあり得るのでしょうか。

 

例えば、少し特殊な例について考えてみましょう。私達が、車を運転していて、不意に歩行者が歩道から飛び出してきた時、もし根拠無く「何も怖いものはない」と豪語していた人は、すぐには飛び出してきた歩行者に対応できないかもしれません。そのような事態が発生しうることを考えると、絶対安全、という状況を作るのは難しい、だからこそ私達はいつも準備が整っている必要がある、といえます。交通事故そのものをさけるためにも、同様の意識が必要です。どのような必要があるのでしょうか。